この季節になると食べたくなるのが、
大好きな「いかなごの釘煮(くぎに)」です。
地域によってはピンとこないかもですが、
とっても美味しい食べ物なのですよ!
毎年、この時期になると、いかなご漁の解禁日を迎えて、
スーパーなどでは新鮮ないかなごが売られるようになります。
そんな「いかなご」について以下の点を調べました。
- いかなごとは?
- いかなごの釘煮とは?
- いかなご漁の解禁日は?
それでは、いかなごについて見てみましょう。
いかなごとは?
【いかなご】
スズキ目イカナゴ科に属する魚で、円筒形で細長く腹びれはありません。動物性プランクトンを主食にしています。
この時期に漁が解禁となるので「春をつげる魚」と言われています。
また、地方によりさまざまな名前で呼ばれており、
稚魚は東日本では「コウナゴ」、西日本では「シンコ(新子)」と呼ばれます。
そして成魚は、北海道では「オオナゴ(大女子)」、
東北では「メロウド(女郎人)」、西日本では「フルセ (古背)」、
「カマスゴ(加末須古)」、「カナギ(金釘)」などと呼ばれています。
まあ、管理人はいかなご以外の呼び方は聞いたことが無いですけどね。
いかなごは、釘煮以外は興味がないので知らないんでしょうかね?
この時期には画像のような新鮮な「生」のいかなごを購入することができます。
その新鮮ないかなごを使って作るのが「釘煮」です。
では「いかなごの釘煮」は、どのような物なのでしょうか?
いかなごの釘煮とは?
いかなごの釘煮とは、分かりやすく言うと佃煮ですね。
煮た姿が、錆びた釘に似ているので「釘煮」と言われています。
この時期になると新鮮ないかなごが売られているので、
地域によっては自宅で、いかなごの釘煮を作るようになります。
なんといっても、いかなごは鮮度がいのちなので、
新鮮なものが出回る時期でないと作れないのです。
まあ、面倒なので加工されているのを買って食べてますけどね。
さすがに管理人の近所では生のいかなごも売ってないですし。
ですが、明石に住んでいる管理人の友人は違います。、
やはりこの時期になると、家でいかなごの釘煮を作っていました。
そして口癖のように「いかなごの釘煮を食わなあかんで」とか、
「自分とこで作らんと旨ないやろ」なんて言ってましたよ。
おかげで管理人もすっかり「いかなごの釘煮」ファンになりました。
とくに釣りに行った時に淡路島で食べたのが美味しかったんですよ。
ところで、いかなご漁の解禁日とは、いつなのでしょうか?
いかなご漁の解禁日
今年の解禁日は2月28日だったようです。
これは、兵庫県と大阪府の水産技術センターの調査と、
漁業者の試験操業などを基にして、大阪湾と播磨灘の漁業者らで作る
「イカナゴ漁網下ろし検討会議」で決めるようです。
桜の咲く頃が漁の終わりの時期らしく、あまり長く続かないようです。
なので新鮮で美味しい『いかなごの釘煮』が出回っている、
今の旬な時期に、ぜひとも味わってみて下さい。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。