端午の節句の飾りといえば、
真っ先に思い浮かぶのは、
「こいのぼり」ですよね。
でも他にも色々とあるんですよ。
端午の節句といえば「こどもの日」ですよね。
カメラが趣味の管理人は『こいのぼり』の上がった風景が
とても好きなのですが、撮影に行ったりもするのですが、
さすが近所で、こいのぼり上げてるのは見かけなくなりました。
幼少期を昭和スタイルで過ごしているので、
日本の風景が減っていくのは寂しい気もします・・・
端午の節句の料理については、こちらの記事をご覧下さい。
「端午の節句には何を食べる?料理にはどんな意味があるの?」
端午の節句の飾りでは、こいのぼりは『外飾り』と呼ばれ家の外に飾るのですが、
室内に飾るものは『内飾り』というふうに呼ばれています。
端午の節句に飾られる内飾りには以下のものがあります。
- 兜飾り
- 鎧飾り
- 五月人形
兜飾りや、鎧飾りなどの甲冑飾りには、実際に子供が着用できる
本格的な物もあり、子供に着せて撮影できるので人気のようです。
五月人形には、鎧を着用した武者人形や、童人形と呼ばれる
金太郎、桃太郎、牛若丸などを再現した人形があります。
それにしても、この甲冑飾りには有名な戦国武将が着用していた
鎧兜などが販売されてますが、歴女のお母さんなら大コーフンですね。
子供そっちのけで、自分の好きな武将の甲冑を選びそうです(笑
あと外飾りですが、こいのぼりだけでなく「武者絵のぼり」もあります。
この、武者絵のぼりは両家の家紋などを入れた立派な物を用意するみたいなので、
あまり一般的ではないと思います。管理人は近所で見た事がないですね。
このような外に飾る「外飾り」には、実は理由があるのですが、
もともとは長男が誕生したことを内外に知らしめるための印だったのです。
もちろん、それだけでなく鯉の滝登りにちなんで立身出世を願う意味もあります。
内飾りは鎧、兜など身を守る防具のとおり、男の子が無事に成長するように
災厄から身を守ってくれるお守りのような思いが込められています。
このあたりは、桃の節句に飾る雛人形と同じような意味がありますね。
よろしければ、こちらの雛人形の記事もご覧下さい。
「ひな人形は何歳まで飾るの?|処分するなら供養してあげましょう」
このように「外飾り」と「内飾り」では込められた意味が違うので、
可能であれば両方の飾りを飾ってあげるようにして下さい。
ただ、近年は住宅事情などで「こいのぼり」を飾るのは
なかなか難しいですが、コンパクトなサイズのものに人気があります。
これだったら玄関先やベランダでも邪魔にならないし、
なによりデザインがおしゃれなので部屋に飾るのもいいですよね。
まあ子供にしてみたら、おしゃれなのより大きなサイズがいいと思いますが。
管理人も子供の頃、大きなこいのぼりを設置してもらった事がありますが、
残念ながら完全な無風状態で、まったく泳がないのを眺めていました(笑
こればっかりは、自然が相手なので、どうする事も出来ませんが、
その状況に気を悪くしたのが、苦労して設置した父親なんです。
ようやく上げたのに、ただ垂れ下がっているこいのぼりに腹を立て、
なんと、その年かぎりで飾るのをやめてしまいやがったのです。
ありえない!と子供の頃は思いましたね。
でも、大人になった今は思います「風が吹いてないのに設置するなよ」と。
なので管理人は小さくても毎年ちゃんと飾ってる家が羨ましかったです。
だから、こいのぼりが有るなら飾ってあげて下さいね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。