端午の節句には何を食べるのでしょうか?
「柏餅」や「ちまき」は思いつくんだけど、
料理となるとパッと思いつかないです。
いったいどんな料理を食べるのでしょうか・・・
端午の節句といえば、男の子のお祭りです。
男の子の成長を願った、こいのぼりや鎧兜などの飾りをかざるように、
料理にも特別な意味が込められたものを用意すると思われます。
端午の節句の飾りについての記事も書いてますのでご覧下さい。
「端午の節句の飾りはどんなのがある?おしゃれなのが人気です」
では端午の節句に何を食べるのか?調べてみました。
端午の節句に食べる料理
端午の節句には、こんなのが食べられているようです。
- 鯛めし
- 海老のお吸い物
- カツオのたたき
- 鯉の甘酢あんかけ
- たけのこの煮物
こんなのが食べられているって表現が曖昧なのには理由があります。
端午の節句は、雛祭りのようにコレって料理が決ってるわけじゃないのです。
大事なのは料理ではなくて、使われている材料に意味があるのです。
では、材料にはどんな意味があるのでしょうか?
使われる材料の意味とは?
鯛
「めでたい」の「たい」との語呂合わせで有名ですね。昔からお祝いの席には欠かせない食材とされています。
海老
腰の曲がった見た目から、海の老人で「海老」と書くように、海老には長寿の意味が込められた縁起物となっています。
カツオ
これはカツオを「勝つ男」にかけています。鯉
鯉の滝登りで知られるように、鯉から竜に出世するところから端午の節句では、男の子の出世を願って食べるようです。
たけのこ
成長も早く、真っ直ぐに天を突くように伸びることから、端午の節句では、欠かせない食材となっているようです。
また、出世魚のブリ、スズキ、ボラなどを使う地域などもあるようです。
ちなみに出世魚とは成長にともなって呼び名の変わる魚の事です。
ブリ、スズキ、ボラは関西では以下のようになります。
【ブリ】
モジャコ→ワカナ→ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ
【スズキ】
セイゴ→ハネ→スズキ
【ボラ】
ハク→オボコ・スバシリ→イナ→ボラ→トド
普通ならハマチ、ブリ、スズキ、ボラぐらいしか言わないでしょうが、
管理人は釣りをするので意外と成長過程の呼び名も使います。
例えばスズキを釣りにいって小さいのしか釣れないときなど、
「あかん、セイゴしかおらんわ」などと言ったりします。
他にも「ルアーでツバスが釣れてるみたいや」など言います。
でも、スズキのことを「ハネ」と呼ぶのを知らなかった頃に、
知り合いに「朝バネ釣りに行かへんか?」と言われた時には、
まったく意味不明でした(笑 しかも、なんで濁るんだろ?
そのうえ関東では別の呼び方だし、ほんとややこしいですよね。
話が脱線してしまいましたが、端午の節句には、
上記のような食材を使った料理を食べるといいです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。