日本にも物騒な虫が増えました。
最近話題の殺人ダニなどは、
草木の多いとこに行かなければ、
まあ心配はないのですが、
セアカゴケグモは違いますよ・・・
管理人が子供の頃は、虫を取って遊ぶのが大好きでした。
家の近所の公園には、たいして危険な虫もいなかったので、
子供同士で虫かごを下げて、しょっちゅう昆虫採集をしていました。
そんな子供の頃はテレビでタランチュラやサソリなんかを見て、
外国は怖くて昆虫採集できないなぁ~と子供心に思ってたのです。
しかし、日本でもアイツの登場から街中の公園でも危険になりました。
そのアイツとはセアカゴケグモです!
セアカゴケグモ
【セアカゴケグモ】
ヒメグモ科に分類される有毒な小型のクモ。和名の「背赤後家蜘蛛」は背中の赤い模様からきています。もともと日本には生息していない蜘蛛でしたが、1995年に大阪府で見つかって以来、全国各地で見つかっています。オーストラリアを原産地とする外来種です。
日本では亡くなったという報告はないようですが、、
オーストラリアでは亡くなられた方もいるのです。
まさに殺人蜘蛛で、とても危険な生物です。
あなたは、実際にセアカゴケグモを見た事がありますか?
管理人はあります!
というか画像のセアカゴケグモは実際に管理人が捕まえて撮影したのです。
ちょっと緊張しましたが、割り箸でつまんで容器に入れました。
このセアカゴケグモは、どこにいたと思いますか?
なんと管理人の職場にいたんですよ!場所は大阪市内ですよ!
近くに公園があるわけでもないのにセアカゴケグモがいるなんて・・・
最初に見た時は、我が目を疑いましたね。
(ん?あれ蜘蛛か?えらい真っ黒やな・・・背中が赤いなぁ・・・)
「げっ!セアカゴケグモや!」
思わず叫んでしまいましたよ。
その後、くまなく周辺をチェックしてみると、近くで3匹ほど見つかりました。
とりあえず中にいると怖いのでバルサンをたいて様子を見ましたが、
それからセアカゴケグモは1匹も見ていないのでホッとしています。
なにせ噛まれたら大変ですからね。
ではセアカゴケグモに噛まれると、どうなるのか?
セアカゴケグモの毒は神経毒の「α-ラトロトキシン」なのですが、
この毒はメスの体内にしかありません。オスはもっていないのです。
オスに噛まれても人体に影響する毒はないのですが、
そんなの噛まれてみないと分からない話ですよね。
毒を有するメスに噛まれると激しい痛みと以下の症状が現れます。
- 噛まれた部分の腫れ/li>
- 痛みが全身に広がる
- めまい
- 嘔吐
- 血圧の上昇
- 呼吸困難
噛まれても重症になることは、ほとんどないようなのですが、
万一の事を考えて医療機関には必ず行ったほうがいいでしょう。
セアカゴケグモの毒には有効な抗毒素血清がありますので、
噛んだクモを殺して病院に持って行けば適切な治療をしてもらえます。
今回、管理人がセアカゴケグモを発見したのは、
職場のシャッターの内側と、シャッター前の側溝の中でした。
セアカゴケグモは以下のような場所を好むようです。
- 日当たりの良い暖かいところ
- 昆虫などのエサが豊富にいるところ
- 適当な隙間があって巣を張れるところ
このような条件に該当する場所なんてかなりありますよね。
まさかこんな場所にって思わずに、充分な注意が必要です。
噛まれた人のほとんどは、偶然いたクモに触れてしまったのが原因で、
触らないかぎりは噛んでくることのないような、おとなしいクモのようです。
他に街中でも気をつけたいのがスズメバチです。
奴らは気性も荒くて攻撃的なので、本当に危険ですよ。
「スズメバチに2回刺されたら危険なの?刺されたときの対処は?」
上記のような虫がいそうな場所で、掃除や作業などするときは、
必ず軍手などしてセアカゴケグモに噛まれないよう注意して下さい。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。