久しぶりにラジコンを走らせようと
電源を入れてみたのですが、
電池が切れていて動きませんでした。
中に入ってる電池を確認すると
四角い電池が入っていたのです・・・
電池ボックスのフタを開けたときに入っているのが、
『四角い電池』だとちょっと嫌な気分なんですよね。
だって、単3電池とか単4電池なら予備を買い置きしてますが、
さすがに四角い電池の予備なんか買い置きしてなんですよね。
まあ今では100円ショップでも手に入るので、
以前ほど電池切れで困ることもなくなってはいますが。
それにしても何故この四角い電池が使われているのでしょう?
そのあたりが気になったので四角い電池について、
- 四角い電池の名前は?
- 四角い電池の用途は?
- 四角い電池と普通の電池の違いは?
などを調べてみることにしました。
これまでは正式な名前を知らないので、その形から四角い電池と呼んでました。
そこでまずは名前を知るところから始めてみたいと思います。
四角い電池の名前は?
四角い電池の正式な名称は『積層電池』といいます。
また「9V角型電池」「006P型乾電池」とも呼ばれています。
このブログ内ではとりあえず四角い電池と呼んでおくことにします。
この四角い電池は高電圧を得るために6個の小さな電池が、
内部に積み重なるように直列で繋がれて入っているのです。
このような内部構造から「積層電池」との名前が付けられているのです。
また、作り出される電圧が9Vなのと、その電池の形状から
「9V角型電池」との呼び名でも親しまれています。
内部構造の違いや、アルカリとマンガンなどで型式が違ってきますが、
送料として四角い電池は「006P型」との型名でも呼ばれています。
このような名前なのですが四角い電池がやっぱりしっくりきますね^^
この中では「9V角型電池」あたりが、いちばんイメージしやすいです。
まあでも、購入するときでも四角い電池で充分わかってもらえますけどね。
では、この四角い電池はどんな用途で使われるのか?
とりあえず管理人が所有する物でこの電池を使ってるのは、
ラジコンのプロポとか、楽器関係の機器とかが思い浮かびますね。
単4電池とかだと便利なのになといつも思ってるのですけど、
なんでわざわざ四角い電池なんかを使うのですかね。
四角い電池の用途とは?
簡単にいうと高電圧が必要で消費電力の少ない機器に使用します。
通常の乾電池はボルト数が四角い電池よりも低いので、
四角い電池と同じボルト数にするには1本では足りないのです。
複数の電池を使うとなると電池ボックスのサイズが大きくなるので、
使用する機器の設計やコストの面で不利になってしまうのです。
また消費電力が少ない機器であれば、電池が何本も必要ないのです。
ただ高電圧な電池が1本あればいいだけなのですからね。
そこで、消費電力の少ない機器で、高電圧が必要な場合は
1本で9Vの電圧がある四角い電池が重宝されているのです。
例えば管理人が使っているラジコンなどは、
電力消費の多い車体のほうには単4電池を4本入れるのですが、
消費が少ないプロポ(発信機)には四角い電池が使われてます。
このように適材適所で電池が使い分けられているのです。
四角い電池だけでなく、普通の電池には単1電池から単4電池までサイズがあり、
さらに電池にはアルカリやマンガンなどの違いなどもありますからね。
では普通の電池との違いとは何なのでしょうか?
このあたりについても詳しく見てみたいと思います。
普通の電池と何が違うのか?
最大の違いは電圧です。
普通の電池は1.5Vですが、四角い電池は9Vあります。
四角い電池は内部で6個の電池を直列で繋いだ構造なので、
普通の電池と比べて6倍もの電圧を確保しているのです。
普通の電池で同じように9Vを確保しようとした場合は、
6個の電池を用意して直列で繋ぐ必要があります。
最小サイズの単4電池6個と比べてみたとしても、
四角い電池がいかにコンパクトなのか分かりますね。
しかしデメリットとして電池容量の少なさがあります。
なので頻繁に使用すると、すぐに電池切れをおこすのです。
そこで充電式などがあると便利ですよ。
こればっかりは、小さな電池の中にさらに小さな電池を6個も入れてるので、
電池容量を増やすなんてことは不可能なので交換するしかありませんよね。
頻繁に交換するようなら充電式が絶対にお得ですよ。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。