よく天気予報などで、
降水量何mmだとか、
降雨量何mmだとか、
言っているのですが、
あれってどう違うのでしょう?
いよいよ本格的に梅雨入りしたと思ったら凄い雨ですね。
関東の各地で6月の観測史上最大の降水量を
記録するなど、記録的な大雨が降りました。
そんなニュースを見ているときにふと思ったのですが、
『降水量』と『降雨量』はどう違うんでしょうか?
同じような気もするのですが、気になったので、
これらの違いについて調べてみることにしました。
あと、降水量が何mmだとか雨の量をニュースで言いますが、
あれもどうやって計測してるのか気になります。
そこで今回は、
- 降水量と降雨量の違いとは?
- 降水量の計測方法とは?
についてご紹介いたします。
まずは降水量と降雨量の違いについて見てみましょう。
降水量と降雨量の違いとは?
降雨量とは降った雨の量だけを指しますが、
降水量は雨に雪、雹(ひょう)が含まれるようになります。
ただ同じような意味で使われているケースも多いようです。
雪だけの量をあらわすときは『降雪量』と表現されます。
また、雨の量をあらわす場合に『雨量』と表現される事も多いです。
こうして意味を知ると実に単純なことでしたね。
たしかに雪や雹も溶けてしまえば水ですから、降水量に含まれます。
しかし降雨量は「雨」と指定してるので降った雨だけになりますね。
それにしても降水量はどうやって計測してるのでしょう?
降水量の計測方法とは?
降水量は雨量計を使って計測します。
雨量計には実際に容器に入った雨で計測する方法と、
レーダーによる観測を用いて計測する方法があります。
これらにより計測された降水量が以下の内容で発表されます。
- 10分間降水量
- 1時間降水量
- 日降水量
ちなみに降水量は1m×1mの水槽に貯まった水の深さを表しています。
つまり1時間の降水量が例えば3mmであった場合は、
この水槽に1時間で3ミリの深さの水が貯まる雨という事です。
地域などにより違いはありますが、
1時間の雨量が20~40mmで「大雨注意報」、
40~60mmで「大雨警報」が発令されます。
最後に
実を言うと管理人は日本一の豪雨を経験した事があります。
・・・疑似体験ですが。
それは、とある施設に立ち寄ったときの事なのですが、
一緒にいた友人が施設内の豪雨体験をすると言いだしたのです。
その体験には、用意されている雨ガッパと長靴を着用するので、
面倒な事が嫌いな管理人はパスするつもりだったのです。
しかし、コンパニオンのおねーさんがニコニコと、
「どうぞ♪ご一緒に豪雨体験をどうぞ♪」
と、友人がカッパを着てる間に何度も言うので体験する事にします。
しぶしぶと参加しましたが、結果として貴重な体験ができました。
中では台風や豪雨による災害の歴史をモニターで見ながら、
天井のスプリンクラーから降ってくる豪雨を体験できるものでした。
そして日本一の豪雨を再現した雨は、ほんとうに凄まじくて、
雨というよりは全開にしたシャワーを頭からかぶってる感じです。
あんなのが降り続いたら、そりゃ洪水になるなと思いました。
こういった経験(擬似ですが)をする事により、
災害に対する警戒心は強まったと言えますね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。