子供の頃は七夕になると
短冊に願い事を書いて笹に結び、
叶うといいなと思っていました。
当時はそのまま川に流してましたが、
今はどうしてるんでしょうね?
あと七夕には何を食べるんでしょう・・・
今日は七夕の意味を子供にも分かりやすい教え方を紹介します。
なんでそんな事を書こうと思ったのかについてですが、
実は友人の子供とこんなやりとりがあったのです・・・
「おっちゃん七夕って何?」
「えっ?七夕・・・笹のお祭り?」
あまりに不甲斐ないのですが、まったく答えられませんでした(汗
だって七夕には何をするのかって聞かれたなら、
短冊に願い事を書いて笹につるすとかって答えますよ。
でも、七夕って何とか聞かれても管理人が聞きたいぐらいでしたよ(笑
もちろん友人の子供にはちゃんと調べて後で教えてあげました。
で、せっかく調べたので子供を持つ方にご紹介しようと思ったのです。
ついでなので七夕には何も食べるかも調べてみました。
まずは七夕の意味を子供にも分かりやすく説明からいってみます。
七夕の意味を分かりやすく
七夕の由来には様々な説があり、もともと日本にあった神事や、
中国から伝わった行事などが合わさっているとも言われています。
しかし、子供に説明するなら難しい話はパスするのがいいでしょう。
やはりおすすめは「織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)の伝説」です。
まずは下記のお話をお子さんにしてあげて下さい。
[deco_bg image=”paper1″ width=”520″]昔々、神様の中で一番偉い天帝に織姫という娘がおりました。
織姫は機織(はたおり)がとても上手で、毎日着物を作っていたのです。
真面目で働き者の織姫に良いお婿さんは居ないかと、
考えた天帝の目にとまったのが彦星という青年です。
彦星はたいそうな働き者で、牛を使って毎日田畑を耕しています。
天帝は、織姫と彦星を引き合わせるのですが、
2人はたちまちお互いを好きになり結婚することになります。
しかし、あまりに仲がよすぎて片時も離れないで一緒にいるので、
織姫は機織をしなくなり、彦星は田畑を耕さなくなったのです。
これに織姫のお父さんである天帝はとても怒りました。
働かなくなった織姫と彦星を引き離して、
2人の間に天の川を流して会えなくしたのです。
織姫は寂しさで毎日のように泣いて機織ができません。
彦星は毎日のように織姫を想い仕事が手につきません。
そんな2人をちょっとかわいそうに思った天帝が言いました。
「ちゃんと仕事をするなら会わしてやろう。約束できるか?」
2人は会えるのならと天帝と約束をしました。
そして七夕の夜にだけ会うことができるようになったのです。
このお話の後に空にある織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)を指差して、
「あれが織姫で、あれが彦星だよ。間に天の川が流れてるだろ」
と、教えて上げればバッチリじゃないでしょうか。
こと座のベガとわし座のアルタイルを探すのは簡単です。
夏の大三角を見つければ、一番上がベガで右下がアルタイルです。
ちなみに左下は、はくちょう座のデネブとなります。
見つけ方のコツとしては東の空で一番明るい星を探して下さい。
それがベガです。あとは右下のほうに明るい星を探せばアルタイルです。
そしてお子さんにこう言ってみてはどうですか。
「ちゃんと真面目に仕事したから2人は会えるんだよ。
だから●●も、ちゃんと真面目に▲▲しないとダメだよ」
●●にはお子さんの名前を、▲▲にはして欲しいことを入れて下さいね。
さてそれでは七夕には何を食べるのか?
七夕に食べるのは?
七夕には素麺(そうめん)を食べます。
もともとは索餅(さくべい)と呼ばれる中国から伝わった唐菓子を
食べていたのですが、それが素麺(そうめん)となったようです。
素麺(そうめん)は索麺(さくめん)との呼び名もあり、
索餅が原型となっている食べ物なのです。
食べ方としては夏なので普通に冷やしそうめんですね。
七夕なので子供が喜ぶような盛り付けをするのがいいでしょう。
例えばこんなのはどうですか。
レシピはこちら→天の川トマトそうめん
こんな派手なトッピングなら七夕の夕食も盛り上がりますよ。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。