毎年、2月19日頃が「雨水の日」ですが、
2014年の今年も2月19日が雨水(うすい)です。
雛人形を飾るのに良い日とされてます。
しかし、梅雨でもないのに「雨水の日」
なのは何故なのでしょうね?
雨水(うすい)とは二十四節気(にじゅうしせっき)の1つで、
この日から3月6日の啓蟄(けいちつ)までの期間をいいます。
二十四節気について詳しくは下記をご覧下さい。
「二十四節気・七十二候って何?|歳時記を子どもにも分かりやすく」
ところで2月19日頃なのに、なぜ「雨水」なのでしょうか?
普通に考えれば2月だったら「雪」って思いますよね。
そこで調べてみたのですが、「雪が雨に変わり雪解けが始まる日」で、
忍び寄る春の気配に草木が蘇るという意味があるそうです。
とはいえ寒さはまだまだ最盛期ですし、雪の多い地域もあります。
ここらを冬のピークに考えて、これから春に向かう感じなんですね。
そんな「雨水」の日に『雛人形』を飾ると良いとされています。
いったい何故なのでしょうか?
雛人形を飾る日については、他にもいろいろと言われています。
ネットなどを検索すると飾る日として多いのが「立春」です。
また早いところでは、正月の松が明けたら(1月8日以降)飾るそうです。
そんな中で雨水が良いとされている理由が、
「良縁に恵まれる」
との言い伝えがあるからなんです。
詳しい由来については分からないのですが、日本の神話から
由来していると解説してるブログがありました。
こちら⇒https://blog.n-tokugawa.com/?eid=825388
ついでなので飾るのに良くない日も書いておきます。
雛人形を飾るのに良くない日は「前日」です。
これは『一夜飾り』と言ってとても縁起が悪いとされています。
では、どうして縁起が悪いのでしょうか?
それは、お葬式が一夜飾りとなりますので、
同じように一夜で飾るのは縁起が悪いとされているのです。
早くから雛人形を飾ると邪魔、子どもがイタズラするなど理由はあるでしょうが、
やはり「雨水の日」に雛人形を飾るのがベストじゃないでしょうか。
雨水の日に娘さんの良縁を願って雛人形を飾りましょう。
そういえば最近はガラスケースに入った雛人形のケース飾りが人気あるそうです。
スペースをとらないし、設置の手間もないし、汚れないなどの理由だそうです。
たしかにホコリの心配も無いので一見よさそうに思えるのですが、
ケースに入っているので実は意外とかさばってしまい邪魔になるようです。
そのまんまのケースサイズで片付けないとダメですもんね。
また、これらのお人形はケース内で固定されているのも多く、
手にとって触れないと子供は寂しいんじゃないかな?
スペースをとらない雛人形なら、コンパクトサイズのほうが子供は喜ぶかも。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。