「彼岸(ひがん)」って言葉は知っていても、
何をするのか詳しく知らない人は多いです。
そんなお彼岸について詳しく調べました。
あなたも、これを読んで参考にして下さい。
これを読んでるあなたは、彼岸が1年に2回あることは知ってますか?
恥ずかしながら私は知らなかったんです・・・
てっきり彼岸は、彼岸花が咲く秋だけって思っていたのです。
なので今回はそんな「彼岸」について以下を紹介します。
- 彼岸とは?
- 彼岸には何をするの?
- 彼岸はいつ?
- 春と秋の違いは?
それでは、まずは彼岸の意味から説明します。
彼岸の言葉には以下のような意味があります。
「彼岸」はサンスクリット語の「波羅密多」を漢訳した「到彼岸」の略語。現実世界を意味する此方の岸「此岸」より修行により迷いを脱して、彼方の岸「彼岸」に至る。
ちょっと難しいですね。
では具体的に彼岸には何をするのか?
それはお墓参りです。
彼岸には、お墓参りをして故人やご先祖様の追悼を行ないます。
- お仏壇、仏具の掃除
- お墓の掃除
- 供花やお供え
などがを行なうのが一般的ですね。
では、その彼岸の時期はいつなのでしょうか?
太陽が真東から昇り、真西に沈んで昼夜の長さが同じになるのが、
二十四節気(にじゅうしせっき)の「春分」「秋分」にあたります。
この春分・秋分を挟んだ前後の3日間の計7日間が『彼岸』になります。
春の彼岸 : 毎年3月の春分の日をはさんで前後3日の合計7日間
秋の彼岸 : 毎年9月の秋分の日をはさんで前後3日の合計7日間
関連記事
「二十四節気・七十二候って何?|歳時記を子どもにも分かりやすく」
それぞれの彼岸の初日を「彼岸の入り」といい、最後の日を「彼岸のあけ」といいます。
そして間の春分・秋分の日を「お中日(おちゅうにち)」をいうのです。
このように彼岸は春と秋の1年に二回あるのです。
そういえば「暑さ寒さも彼岸まで」って言葉を聞いたことがあります。
たしかに涼しくなる秋と、暖かくなる春に彼岸があるって言ってますね。
なんで今まで彼岸が春にもあるって気づかなかったんだろ(笑
では、春の彼岸と秋の彼岸に違いはあるのでしょうか?
基本的に意味やすることは同じです。
春でも秋でも同じように墓参りをします。
また春は「春彼岸」、秋は「秋彼岸」ともいいます。
そして違いと言えば『おはぎ』と『ぼたもち』です。
お彼岸のお供えといえば、おはぎ・ぼたもちなのですが、
このふたつにはどんな違いがあるのでしょうか?
これは呼び方が違うだけで同じ物と思っていいと思います。
これらは感じで書くと「牡丹餅(ぼたもち)」「御萩(おはぎ)」となります。
牡丹は春に咲く花で、萩は秋に咲く花ということは・・・
そうです春は『ぼたもち』、秋は「おはぎ」と使い分けているのです。
ですが「おはぎ」の名称で販売されてるのが普通ですよね。
また、つぶあんが「おはぎ」で、こしあんが「ぼたもち」との説もあります。
たしかに管理人的には、おはぎは粒あんってイメージがありますね。
なんだか無性に「おはぎ」が食べたくなってきました。
おはぎの丹波屋でも行って買ってこよっと。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。